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新曲『VOCALOIDは好きですか?』 [投稿動画]

ご無沙汰しております。No.Dです。

8/31、初音ミクさんの生誕10周年です。

この記念すべき日に新曲を投稿致しました。


【初音ミク】VOCALOIDは好きですか?【オリジナル曲】






「自分は本当に音楽が好きなんだろうか? なんとなくやっているだけではないだろうか?」

「自分は本当にボカロが好きなんだろうか? 何年もほとんど活動できていなくて、それでも『好き』といえるのだろうか?」


というようなことを、よく考えていました。

作品を作れないでいると、どうしても考えがネガティブに傾いてしまいます。

自分はボカロが好きだったのではなくて、周りから評価されるツールとして都合よく利用していたのではないか。

毎日楽器を練習したり、作曲の作業したりすることもできない人間が、大して今世界中にある音楽について詳しくもない人間が、果たして「音楽好き」を名乗って良いのだろうか。


本作は、こういった問題意識から生まれました。


あれこれ考えた中で落ち着いた結論は、


「自問自答を繰り返すことは必要なことではあると思いますが、

そのせいで前に進めなくなっては行けない」ということです。


これまでミクさんを始め、VOCALOIDや音楽に、時間と金銭と感情を投じてきました。

他の人と比べれば短く、少なく、稚拙だったかもしれません。

もっと巧い使い方なんて、いくらでもあったと思います。


でも、それを押しのけて「音楽が好き」「VOCALOIDが好き」だと訴えたいと思う。

そういう意志があれば、もう自分の「好き」は証明されるのではないか。

どんな否定の言葉が飛んできても、訴えたいと思う力があるのだから、ね。


そんなふうに思います。


それでは、歌詞です。



VOCALOIDは好きですか?
作詞・作曲:No.D
歌唱:初音ミク
「かなしいよ、
君のことを祝えなくて。
不器用すぎるから」
「さみしいよ、
いつも笑った仲なのに。
大事にできなくて」
どうして嘘ばかり話すの?
好きなら形にしてみてよ?
他の誰かと比べてほしくないのに
その程度でなくなる気持ちが本気かな?
答えてダーリン
あなたにしかできない歌に
気持ちを重ねて
それは二人
他の誰も辿り着けない
未来(とき)に響くから
癒えてしまう傷も
薄汚れた愛も
認められなくて「らららら」
理性も本能も
本音も建前も
すべて忘れて?
「VOCALOIDは好きですか?」
「素直すぎ。
気持ちがいつも重すぎて、
伝わってないから」
「隠しすぎ。
ホントを上手く言い換えて、
怪しい気がするわ」
不器用にしかできないのが
自分の取り柄と思ってた
「あなたと真面目に向き合うこと」をなぜか
「やり方押し付けること」と履き違えていた
答えてダーリン
僕しかできない歌は
あなたに
響いているのかな?
いつか二人
辿る道がすれ違うたび
許し合えるように
言えてしまう「き好」も
みにくいきらめきも
さらしかくして「ららららら」
数字もコメントも
離れてゆく友も
降り注ぐ悲しい声も
越えられる?
答えてダーリン
僕らにしかできない歌に
何ができるかな?
答えてダーリン
私たちが歌うテーマは「  」
伝えられるかな?
書きたくて、書けない
書きたくなくて、書く
「らららららららららららら」
希望も絶望も
理想も現実も
すべて感じて?
「VOCALOIDは好きですか?」

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